業者選びに役に立つ飲食店に関連した業者をご紹介します。

グルメコンシェルジュ

厳選おすすめ5社

2019年12月18日 [FAQ]

飲食店開業のために必要な準備は?

田舎では人気の飲食店を経営していましたが、訳あって今度東京で暮らすことになり、一からお店創りをはじめることになりました。
妻が経理とホールを手伝ってくれますが、ある程度の客数がなければこれまでの生活レベルを維持できませんので、スタッフ探しも行なわなければいけません。
もちろんこれまでの経験があるので、それなりの知識は持っているのですが、東京で飲食店を成功させる秘訣を教えて欲しいのと、開業のために必要な準備も併せて教えてください。


事業計画をきちんと立てましょう。


人が多い東京を狙って飲食店を開業する方も多いですが、田舎に比べて賃料が高く、特に人が多く集まる場所だと家賃が大きな負担となります。
お店を開業する場所選びは慎重に行う必要があり、東京には人気店や名店もたくさんあるため、成功のためには競合や周辺環境もしっかり調べる必要があります。
加えて、東京都の条例や、営業申請手数料などについても事前に調べて把握することが大切です。
潤沢な開業資金があれば借金をする必要もありませんが、東京の一等地で飲食店を開業するには、かなりの費用がかかりますので、開業資金がいくらかかるのかをきちんと計算して、しっかり年商の見込みを立てて、目安として年商の50%の開業資金を用意しなければいけません。
ギリギリの資金で開業に踏み切るのはとても危険で、多くの飲食店は開業間もなく潰れている現実があります。
飲食店を長年経営してきたことから、経営のノウハウや大切なことは十分に理解していると思いますが、地域性と客層をきちんと考えて、ターゲットと立地に合わせたお店づくりをすることが、飲食店を成功に導くことにつながります。
前記した通りに、東京の好立地でお店を開業する場合は賃料がかなり高くなり、店舗面積に比例して家賃はアップします。
田舎では地下という概念がないかもしれませんが、東京には地下が多く、1階よりも地下の方が家賃は割安になりますし、そもそも飲食店にふさわしい人気の立地に、空き店舗がちょうど良くある方が珍しいです。
それに、高額な家賃は経営の負担にもなりますので、お店で出すメニューやコンセプトがすでに決まっている場合は、それに合わせた場所選びを、時間をかけて行うことをおすすめします。
もちろん融資を受ける場合は、きちんとした事業計画を立てる必要がありますが、融資が必要ない場合でも、お店のコンセプトに合わせて明確な数字を打ち出し、それを実現させることが、東京でもお店を成功できることになるでしょう。

PageTop

  • Facebook
  • Twitter
  • はてなブックマーク