業者選びに役に立つ飲食店に関連した業者をご紹介します。

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2020年05月12日 [FAQ]

飲食店からデリバリー専門店への転向は勝機がありますか?

調理師学校で同期だった主人は卒業後に5年ほどフランスのレストランで調理師として修業しました。学校で習うだけでなく本場のレストランで学びたいという気持ちが強く、学生時代もアルバイトに明け暮れてお金を貯めていました。留学中私も年に一度はフランスへ行き、主人の成長していく様子を見守っていました。私はパンが好きなのでパン屋さんに勤めていて、将来2人でフランス料理のお店を開くのが夢でした。主人が帰国後、私達は籍を入れ少し借金をしましたが小さなカウンターだけのお店を持ちました。フランスで修業したコックが作る本場のフレンチという触れ込みで少しずつお店を繁盛できればと思っていました。会社帰りの方がふらっと寄ってワインを飲みながら軽く食べて頂けるイメージでしたが、カウンターしかない店は効率的ではなく、せっかく来て頂いても席がなくお断りするのが申し訳けなく悩んでいました。近所には企業やギャラリーなども多いのでケータリングサービスもしています。2足のワラジより、ケータリングやデリバリー専門の店に転向する方が自分たちの能力にあっているのではないかと正直、考えています。飲食店として成長するには集客を踏まえた広さやスタッフも必要で、金銭的なリスクがあり少し怖いです。デリバリーなら最小経費で維持できるかなと思いますが、経験のない私達に勝機はあるでしょうか?飲食関係に詳しい方がいましたらアドバイスをお願いします。

回答

デリバリー市場規模は成長しており、今後の伸長も期待されています


外食産業の市場規模が前年比でわずかながら上昇する中、デリバリー市場はそれを上回る成長を続けており、今後もその伸長が期待されています。シェアキッチンとデリバリー代行を活用した実店舗を持たない業態も増え、配達手段がない飲食店でも配達代行を利用しデリバリーを可能にしています。このことから、飲食とITサービスが不可欠な関係となった時代が到来したと言えます。
客は自分が食べたいものをその予算とクオリティにあった所へ注文し、指定した場所で受け取るシステムです。このシステムで大切なのは基本的な事である料理のクオリティとそれに見合う値段の設定であり、客を満足させるものでなくては続きません。サイトでの料理の見せ方も工夫が必要です。フランス留学で経験されたことやフランス料理の魅力も伝わるような、そのお店ならではの個性を持っことで競合他社と差別化することがポイントでしょう。

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